人気ユーチューバー、インドで“耳かき詐欺”に 「病気うつりそう…」
人気ユーチューバーのジョーがチャンネルを更新。インドで耳かき詐欺に突撃した。
2019/09/26 15:00
人気ユーチューバーのジョーが25日、自身のYouTubeチャンネルを更新。インドの某公園で古くから行なわれているという「耳かき詐欺」にあえて引っかかる動画を公開した。
■インドの耳かき詐欺
ジョーが訪れたのはデリーにある某公園。そこでは外国人観光客目当てに「耳かき」を提供する人々がおり、最初は無料と言いつつ、あの手この手で料金を加算、最終的に初めに言っていたよりはるかに大きな金額を要求するという。
自称「耳かきチャンピオン」に耳かきしてもらうことになったジョー。100ルピー(約150円)を支払い、早速やってもらうと「メチャメチャバッチイ」とどこかで覚えてきたらしい片言の日本語で話す耳かき屋。どういうテクニックなのか大量の耳くそが取れる展開に。
■一体どんな手を仕込んだのか…
すると、耳かき屋は奥のほうに硬くなっている耳くそがあると言い、ある特別な薬を使えばそれを取ることができると言い出す。提案を受け入れ、実際にやってもらうと、想像の30倍程度ある大きな塊が……。
しかし、ジョーによると、その塊は普段とれる耳くその色とは違うらしく、「絶対なんか仕込んでるやろ」「病気なんでこれ」とまったく信じていない様子。
そして、お会計の時間に。片耳は薬を使ったということで、耳かき屋は「500ルピー」を要求。当然、ジョーは断るが、耳かき屋は日本人観光客に書いてもらったという寄せ書きを見せ始める。そこにはたしかに感謝の言葉が書かれていたものの、「詐欺ですやめてください」と書かれたページは見せてもらえないなど、最後までツッコミどころ満載だった。
■「病気うつりそう…」
この動画に対し、視聴者からは「病気うつりそう」「怖い」などの声が寄せられることに。インド好きの間では有名な詐欺だが、初めて目にする人も少なくなかったようだ。
「病気うつりそう…」
「人に耳かきしてもらうん怖いー(笑)」
「30年以上も昔から続く伝統ある詐欺」
「本当はガチの耳かきの人であってほしい…」
■詐欺師の努力はもったいない?
詐欺師に対して、「その努力や頭の良さ、押しの強さを他の場所で発揮すればいいのに」と思う人は少なくない。事実、しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の56.9%が「詐欺師に対してその知識を他のことに生かせばいいのにと思う」と回答している。
そんな中、一種のパフォーマンスとして、インドの耳かき屋たちを評価していたジョー。「マジシャンになればいいのに」と思う人もいそうだが、あくまでパフォーマンスとして、詐欺だとわかったうえで接するのがいいのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)