幾多の流産を経て子供に恵まれた夫婦に悲劇 娘がベビーシッターのミスで死亡
託児所の対応にも、問題があったのでは…?
■高温の車内で息絶えた女児
午後1時半には通報を受けた警官隊が現場に到着したというが、女児は33度近い車内ですでに死亡していた。
車内の温度は時間が経過するにつれてぐんぐん上昇したとみられ、小さい体で自分では外にも出ることができなかった女児は、そのままたった2年という短い人生を終えてしまった。
■両親の嘆き
娘の死につき電話で聞かされたという父親は、「ペンを忘れたというのならまだ分かる」「でも子供を車に置いたまま忘れるなんて、信じがたいことです」とメディアにコメント。
また母親は「車の近くを通る人は、後部座席に子供が座っていないかどうか、中をちらっと見て確認してあげてほしいのです」「子供がもし車内で泣き叫んでいるのを見たら助けてあげて」と話す。
託児所についても「子供が到着予定時間になっても現れない場合は保護者にすぐに連絡すべき」と話し、対応の甘さを批判している。ベビーシッターは現在も拘留されており、今後法の裁きを受ける予定だ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)