DVで大火傷を負った女性が顔面移植手術 顔面崩壊の危機も再移植に意欲

二度目の顔面移植手術は実現するか?

■「もっと長く顔を維持したかった」

顔面移植によりずいぶん救われたという女性は、「10年、いえ20年でもこの顔を維持したかったという思いは確かにあります」とメディアにコメント。

しかし移植される臓器と同じで顔面にも寿命があると言い、女性を注意深く見守ってきた医師団も「まだ分かっていない事が多いのが顔面移植の分野ですが、移植した顔面が永久的に機能することはありません」と話している。


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■再建を目指す可能性も…

細胞や血管の状態が急激に悪化した場合、早急に移植した顔面を手術で除去しなくてはならないとのこと。

そうなると元の顔を再建する可能性もあるというが、医師団はこれから約1ヶ月をかけ慎重に状態を確認する予定で、その結果を総合的に判断し、二度目の顔面移植が可能か否かを決めるという。

「ゼロの状態にいったん戻るということです」という女性だが、決して悲観はしていない。「今の苦境を乗り越えますとも」という女性だが、再建と再移植のどちらに決まっても、しばらくは落ち着かない日々を過ごすことになりそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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