小学校で6歳女児を逮捕 「かんしゃく持ちで手に負えない」と職員が通報
手がかかる子供は警察へ。こんな考え方の教職員がいるとは…!
小さな子供が何十人も集まると、いろいろなタイプの子がいることに気づかされるもの。たとえば、教師が話をしている最中にも落ち着きがなく、注意されれば感情を爆発させてしまう子もいる。そんな時はどう対処するべきなのか…。
■学校に突然現れたパトカー
米国フロリダ州オーランドで19日、『ルーシャス・アンド・エマ・ニクソン・アカデミー・チャーター・スクール』という小学校において、驚くような光景が展開された。
授業中にかんしゃくを起こし、注意した職員を叩く、蹴るなどして暴れた6歳の女の子。その職員が「この子は手に負えない」として警察に通報したため、学校にパトカーがやってきたのだ。
■手に負えない子は通報
その教室に向かった警察官は、問題行動があったとされる女の子を文字通り「逮捕」した。
手には小さなサイズの手錠がはめられ、パトカーに乗せられた女の子。その身柄は12.8キロメートル離れた少年拘置所に連行され、成人の被疑者と同様に指紋採取、マグショット撮影が行われたという。
なお、8歳の男の子もこの女の子と同様に逮捕・連行されていたことを地元メディア『Click Orlando』が伝え、「警察も警察だ。そんな幼い子たちを捕まえて何の意味があるのか」と市民を呆れさせている。
■怒りに震える祖母
NBC系地元メディアの『WFLA-TV』の取材に応じ、その程度のことで警察が動き、幼い子を逮捕するなど信じられないと涙ながらに訴えたのは女の子の祖母だった。
「学校から電話があり、孫が事件を起こして警察に連れて行かれたと言われました。私は驚いて聞き返しました。『6歳の子を逮捕って、どういう意味ですか』と…」
「あんな小さな女の子に手錠など必要でしょうか。さらにパトカーに乗せられて少年拘置所へ。孫はどれほど怖い思いをしたことか…」
祖母によれば、その女の子は睡眠時無呼吸発作症候群と診断されて投薬治療を受けていたもよう。その影響で慢性的な睡眠不足に苦しみ、イライラしがちだった。そのことに少しでも理解があれば、こんなことにはならなかったかもしれないという。
■教師に対する不信感
小学校低学年の児童を「手に負えない」と通報し、警察の介入を求めたこの学校の職員。しらべぇ編集部は以前、全国20〜60代の男女1,348名を対象に教師についての意識調査を実施していた。
子を育て、孫を育てるなど人生経験が豊富になるほど、「おかしい教師が増えている」と感じる傾向にあるようだ。
このたびの一件でも、子供一人ひとりの能力を「伸ばそう」と努力してくれる教職員ばかりではない、という悲しい事実が明らかになったような気がする。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国20代~60代の男女1348名(有効回答数)