若者はテレビから離れていない? テレビを観るのが好きな人の割合が意外
若者のテレビ離れが、加速していると言われている。しかし、若者もまったくテレビを観ないわけではないようだ。
■テレビ好きは7割近くも
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,653名を対象に、「テレビの視聴について」の調査を実施。
「テレビを観るのが好きだ」と答えた人は、全体で66.7%と高い割合になっている。
■若者はテレビから離れていない
性年代別では、10代女性が一番多くなっている。
「若者のテレビ離れ」と言われているが、今回の結果ではそうでもないことがわかる。
「学校でも、前日観たテレビの話をよくする。私も親と一緒にいると自然にテレビを一緒に見ているし、それを観ながらいろいろと話す時間も楽しい。家にテレビがないのは、ちょっと寂しいかな」(10代・女性)
■若者と高齢者では意識差が
今回の調査では、年代で大きな差は見られなかった。しかし若者と高齢者では、テレビに対する感覚が違うとの意見も。
「若い子たちはきっと、『他のこともして、テレビも観る』って感覚なんじゃないのかな? スマホとか、いろいろとやることがあるだろうし。
私たちが若い頃には、とにかくテレビを観るしかなかった。家にいるときには、ずっとつけていたんじゃないかな? そう思うと、娯楽はものすごく増えたと思う」(40代・女性)
■家にテレビがなくても大丈夫
家にテレビがない人も、一人暮らしを中心に増えている。
「一人暮らしをするようになってから、ずっと家にテレビがない。最初はしばらくの間だけのつもりだったけど、別にテレビがなくてもやっていけると思うようになって。
ニュースはスマホで観るし動画ならYouTubeがあるから、テレビがないからといって不自由だとは感じていない」(20代・男性)
「テレビ離れ」と言われているが、まだまだテレビは強いコンテンツに違いないようだ。
・合わせて読みたい→賛否両論の正月特番 テレビ離れが叫ばれる若者はどう思っている?
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代の男女1,653名(有効回答数)