「なんでおててないの?」 先天性四肢欠損症の女性、4歳甥の言葉に感動

「車いすアーティスト」の佐野有美さんがブログを更新。先天性四肢欠損症の彼女が、4歳の甥っ子にかけてもらった言葉に感動したことを明かした。

2019/09/20 05:45

■「助けてあげましょう」に違和感も

その後、話題は佐野さんがよく講演会で尋ねられるという「子供たちに障害を持った方のことを聞かれたら何て答えるのが一番いいですか?」という質問に。佐野さんが街を歩いていると親が子供に「ジロジロ見ないの」と言われている光景を見るそうだが、佐野さんは「疑問に思うことは自然なことでありとても大切なこと」と持論を展開。

そして、「障がいを持っている人がいたら助けてあげましょう(原文ママ)」と伝える風潮に対し、自身は違和感を覚えていることを明かす。「障がいを持っているからといってすべての人がいつも困っているわけではない(原文ママ)」というのがその理由だ。ゆえに、佐野さんは「障がいの有無関係なく"困っている人がいたら助けてあげましょう"って思います(原文ママ)」と述べ、甥っ子とのエピソードを締めくくったのだった。


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■工夫をこらした家も話題に

これまで、自身の暮らし方をブログやインスタグラムで綴ってきた佐野さん。「床に流し台が埋め込まれた台所」や「電気のスイッチが床近くにある部屋」など、自身が過ごしやすいように工夫をこらした家が話題になってきた。

今後も、彼女ならではの視点が入ったブログ記事を楽しみにしたい。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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