学校主催の会議出席を半ば強制 強引なやり方に保護者たちが激怒
プリント配布やHPでのお知らせで十分なのに、なぜ会議に出席せねばならないのか?
■「プリント配布で十分だったのに…」
それでも欠席した保護者には、会議終了後にメールが送信されたとのこと。
そこには会議の内容に加え「学校のHPでも内容が確認できます」「家庭訪問が必要なら連絡を」と書かれていたため、「HPで確認できるならなぜ出席を半ば強制したのか」という声が会議後さらに噴出した。
「プリント配布で十分に理解できる簡単な内容だった」と憤る保護者、そして「30分という短い会議にわざわざ出席させられた」といった不満の声が上がっているが、このような会議等は本当に必要なのか。
■様々な反応
熱心な親からは「子供の教育が大事なはず」「全ては子供のためだ」という声もあがっているが、「プリントを読めば分かる会議に出席する意味はあるのか」という声も。
日本でも多くの親が「プリント配布で十分でしょう」と思いながら夜間に会議に出席し、PTA活動を強制されることも多い。
「欠席する人は委任状を出すように」「代理で参加する人に印鑑を押させるように」という指示が学校やPTAから出ることもあり、親たちは貴重な休息時間であろうが幼い子がいようが、しぶしぶ学校に出向く。
このシステムはなかなか変わりそうにないが、英国の親のように堂々と不満を言えば、少しずつ状況は変わるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)