マツコ、『ノンフィクション』美奈子の密着は「考えさせられる」
『5時に夢中』で、ビッグダディの元妻・美奈子さんに密着した『ザ・ノンフィクション』についてマツコ・デラックスが熱弁…
フジテレビの人気ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』で、ビッグダディこと林下清志氏の元妻・美奈子さんに密着し、放送の度に大きな反響が起きている。
16日放送『5時に夢中』(TOKYO MX)では、『ノンフィクション』ファンとしても知られるマツコ・デラックスが、同話題に言及。持論を展開した。
◼再婚した美奈子さん一家の物語
美奈子さんは、元プロレスラーで現在はバス運転手の佐々木義人氏と再婚。同ドキュメンタリーでは、8人の子を育てる苦悩、義父と長男・長女との対立などを描いてきた。
この日の放送では同ドキュメンタリーに触れた神奈川新聞のコラムを紹介。「視聴者が、正論と矛盾の間をジェットコースターのように連れ回される状況にこそ、彼らが長年に亘りお茶の間を惹きつけてきた秘密がある」と分析する。
それでも、家族にカメラを向け「消費」している点については、誰かが責任を負う必要があると主張。特に幼い頃から映像をさらされてきた子供達に対して「責任は誰が負うのか」と疑問を投げかけ、締めくくっていた。
◼マツコが熱弁
これにマツコは「書かれているそのもの」と賛同を示し「子供達は、撮影され続けたことで自分達も思いも寄らない人格に形成された可能性もある」と持論を展開していく。
さらに「ビッグダディの頃より子供達が成長し、状況的に鬼気迫るものがある。特殊な家族といえばそれまでだけど、どの家庭にも潜んでいる、鋭いところを突きつけられる」と熱弁。
時にモラハラ・パワハラを指摘されるほど「父になろう」と躍起な義父と、「親に振り回されてきて生き方を見失った」無職の長男がぶつかり合う展開に、「この場にいたら自分はどう言うのか」とマツコも頭を抱えると明かす。
「なんとなくこれで正しいと思ってやっていることが、本当に正しいのかどうか」を、美奈子さんの密着を通じて考えさせられると語った。