56歳妻が61歳夫をしばり局部を切断 SMプレイ歯止めきかず?
動機について本人は「よくわからない」と首をひねるばかり。それはひょっとして…。
「夫婦のことは夫婦にしかわからない」とよく言われる。とんだ事件でも起きない限り、夜の営みも含め、夫婦の秘め事が広く世間に知られることなど普通はないものだ。
■SMプレイがエスカレート?
米国ノースカロライナ州カーテレット郡のニューポートという町で10日未明、妻が夫を寝室のベッドに縛り付け、ペニスを切断するという事件が起きた。
妻に対する厳しい取り調べが続いているが、犯行の動機について、本人も「よくわからない」と首をひねるばかりだというこの事件。行き過ぎたSMプレイで歯止めがきかなくなったのではと見る向きもあり、普段の夫婦仲やドラッグの使用についても関心が集まっている。
■捨てられていたペニス
61歳の夫のペニスを切断したとして傷害容疑につき逮捕されたのは、ヴィクトリア・トーマス・フラバットという56歳の妻。保釈保証金は日本円にして1,000万円程度と設定され、身柄は郡拘置所にある。
同日午前4時に「ペニスを切断された」との通報があり、カーテレット郡保安官事務所の保安官代理が現場へ急行。
切断したペニスはゴミとして捨てられており、ただちに氷の容器に入れてグリーンビルのヴィダント・メディカルセンター緊急治療室に運ばれた。夫の現在の容体、およびペニスの接合手術に関する情報は公開されていない。
■女性の動機もいろいろ
これまで報じられたペニスへの切りつけ、切り落としといった事件は、そのほとんどが夫の浮気に原因があった。しかし韓国では2017年8月にこんな事件が起きている。
家族を無視し、連日ゴルフバッグを担いで出かけていく夫。文句を言えば暴力をふるわれ、我慢の限界を超えた50歳の妻は就寝中の夫を襲い、ハサミでペニスを切断してトイレに流したという。
浮気に逆上、漫然とした苛立ち、そして行き過ぎたSMプレイと動機もいろいろ。「ムスコは狙われがち」という危機感を男性は持っていたほうがよいのだろうか。
■SMプレイへの興味
しらべぇ編集部では全国10〜60代の性体験のある男女1,255名を対象に、「エッチのときに縛られたことがあるか」について調査を行なっていた。「ある」と答えたのは全体で9.5%だった。
一方、アメリカでは官能に訴えかけるとして大ヒットした映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』が、年齢に関係なくSMプレイに興味を持つカップルを増やしたともいわれている。
「SMプレイがエスカレートか」というのはまだ仮説の域を出ていないが、このたびの夫婦もそんな一組だった可能性はある。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国10代~60代性体験のある男女1,255名(有効回答数)