スマホに夢中の妻に夫が「浮気か」と逆上 自宅に放火で全焼
スマホに夢中な妻。「いったい誰とやりとりを」と夫はただ妻への不信感を募らせていた。
■「妻が浮気」と思い込んだ夫
米国サウスカロライナ州のジョージタウン郡で6日午前11時ごろ、自宅に放火して全焼させたアントニオ・メドウズ(Antonio Meadows)という40歳の男が、第二級放火容疑で逮捕・起訴された。
男はアンドリューズという町の一角にトレーラーハウスを構えて家族で暮らしていたが、妻が浮気しているものと思い込んで逆上。妻と子が留守の間に放火の犯行に及んでいた。
■妻のスマホをのぞく
警察の事情聴取に対しては、「妻が携帯電話で頻繁にメッセージをやりとりするようになった。こっそりのぞいたら相手の名前は男だった。
その男をそこに連れ込んで情事を楽しんでいるのではないかと想像し、カッとなった」などと話している。ただし妻が浮気をしていたという証拠は得られていない。
ガスを利用した放火につき火の回りは速く、トレーラーハウスは全焼。男は犯行後に親族の家に逃げていたが、警察がそこに踏み込んだ。自身も足に火傷を負っており、病院で治療を受けたという。
■疑い出せばキリがない
ロックをかけたスマートフォンやタブレットをそれぞれに所有している今の時代、自分の夫(妻)やパートナーに対して「誰とつながっていて、どんなやりとりをしているんだろう」と疑い出せばキリがない。
「ロックの暗証番号を教えて」と言ってくる人間は、やはり嫉妬深い、あるいは疑い深い性格と言えるのではないだろうか。もしも教えれば入浴時や深夜にこっそりと携帯電話をのぞいてくる可能性があり、イヤだと拒否すれば「浮気相手がいる」と思い込んで逆恨みしてくる危険性もある。
■「嫉妬深い」と自覚する人々
しらべぇ編集部は全国20〜60代の男女1,353名を対象に、自分自身について「嫉妬深い性格だと思う」か意識調査を実施していた。男女別でみると、若いうちは女性が嫉妬深く、しかし40代を境に男性の方が嫉妬深くなることがわかる。
また疑い深い性格というのもある。自分の就寝中に夫(妻)がスマホをのぞいたのではないか、といった疑いが原因で大喧嘩になるカップルも少なくない。スマホが原因で破局する「スマホ離婚」の件数は増えるばかりだという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国20代~60代の男女1353名(有効回答数)