6歳児が建物10階から放り投げられる 生還から1ヶ月経つも体は動かず
突然起きたあまりにも惨い事件だが、家族は「ようやく笑うようになった」と発表している。
まだ幼い男児が、楽しい休暇の最中に訪れた先で見知らぬ男に掴みあげられた。その後に建物の外に放り投げられた男児は、今もなお体は動かせないままの状態が続いている。
■英国で起きた大惨事
フランス出身の男児が家族と共に英国を訪問し、8月初旬には人気の美術館を訪れた。
その10階で楽しいひと時を過ごしていた男児に近づいたのは17歳の少年で、少年は男児を掴みあげるなり、外に放り投げたとのこと。男児は5階部分の天井に落ち体を強打。30メートル以上も落下したせいで、小さな体は酷いダメージを受けた。
この様子を見た人々がすぐさま少年に飛びかかったが、その時に少年は抵抗するそぶりもみせず拘束されたと報じられている。殺人未遂容疑で逮捕された少年は、その後に精神鑑定を受けることも義務付けられた。
■男児の容態は…
すぐに病院に搬送された男児だが、脳内出血を起こしていたほか、脊髄骨折、さらには腕や脚の骨折も確認された。また男児は徐々に回復してはいるものの、今はまだ体を動かすことも話すこともできないとのこと。
それでも親族は「今では話を理解しています」「微笑んだり笑ったりすることもあるのです」と明かしており、その様子を見るたび「このまま回復するのではないか」という希望が胸に湧き上がるという。