車への浸水で女性が溺死 通報を受け対応したオペレーターの最低発言
生きるか死ぬかの状態に陥った女性に、オペレーターは「死んだりしないって、なんで慌てるの?」
■「吐いたらいいじゃん」
「浸水のせいでじきに電話も壊れます」と述べた女性に、オペレーターは「死にたくないって泣いている人が、新品のスマホを気にするわけ?」とも発言。
さらに「嘔吐しそう」という女性の言葉を聞いても同情せず、「吐けばいい、どうせ水に浸かってるんだからどうってことないわ」と言い放った。
■「祈って」という女性の願いもむなしく…
ついには胸まで水に浸かった女性は死を意識し、「どうか祈って」と懇願。
しかしオペレーターは「どうぞ祈りなさいな」「これでそんな場で運転しちゃダメって分かったでしょう」とも言いかえしたが、女性は水があふれていることに気付いていなかったと主張した。
またパニックのあまり居場所も伝えられぬ女性に対し「静かに。さあ、クラクションを鳴らすのよ」と指示。だがクラクションもすでに壊れており鳴らず、その後ほどなくして通話は途切れたという。
◼警察の声明は
のちに女性の遺体が発見され警察も通話記録を公開したが、それでも「冷たく聞こえる発言もあったかもしれませんが、オペレーターは女性の居場所を特定しようと努力したのです」という声明を発表。
「ガイドラインには従っていたし、犯罪をおかしたわけでもない」とコメントしているが、せめてもう少し女性に優しくできなかったのか、また余計にパニックを起こさせる発言はなかったのかなど、疑問点は多く残っている。
・合わせて読みたい→『スッキリ』60代女性救った高2男子の再現VTRに疑問 「やりすぎじゃ…」
(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)