バス料金QRコード決済が初めてだった男性 とんだ奇行に周囲も苦笑
今や、モバイルひとつで生活のほとんどのことを管理できるようになってきた。しかし…。
昔は現金をポンと運賃箱に投入するだけだった路線バス。その後にカードを使う電子マネーが登場し、今はQRコード決済という新たな方法も…。
■バス料金もQRコード決済で
お金のチャージやクレジットカードの登録を済ませておいたスマートフォンやタブレットを利用することで、キャッシュレスでの決済が可能になるモバイル決済(=スマホ決済)やQRコード決済。電子マネーのカードを財布から取り出す手間が省けると愛用者は絶賛する。
だが、いつの世にも時代の波に乗り遅れてしまう人間はいるもの。「アプリをダウンロードして」というところから面倒くさいと感じる人も実際に多いのだ。そんな1人の男性がある路線バスで予期せぬ奇行に出て、ほかの乗客を苦笑させたという。
■初心者あるある?
中国・広東省広州市で先月26日、その決済の仕組みや手順をよく理解していなかった1人の中年男性が、ある路線バスに乗っていた。
「料金を支払ってください」と運転士に告げられ、目新しいQRコード決済のマシーンを前にキョトンとする男性。スマホをあちこちにかざすなど四苦八苦した挙句、「上部にあるから」と言われると、なんと料金ボックスの挿入口にスマホ本体を投入した。
「ちょっと!」と大声を上げる運転士。ボックスの構造はなかなか複雑で、スマホを取り出すまでには丸1日を要したという。