妻の不倫に気づきつつも“何も言わない”夫 静かな怒りの矛先は…
不倫相手の無償の愛、そして優しさに涙…な『偽装不倫』第8話。
2019/08/29 16:20
■思いは届かぬまま
丈(宮沢氷魚)に「嘘ついてたけど、私本当は独身なんだ」というメッセージを伝えようか迷っていたところ、友人が声をかけてきた拍子に送信してしまった鐘子。すぐに送信取り消しを押そうかと画面を確認するが、そこには「既読」という文字が浮かび上がっていた。
「時期尚早!!」「やってもうた…」と葛藤する鐘子だが、そのメッセージを見ていたのは丈の姉・灯里(MEGUMI)。突然の告白に「丈を騙してたの?」と怒った灯里は、思わずメッセージを削除してしまう。決死の思いで伝えた鐘子の言葉は、丈に届いていなかったのだ。
■姉の不倫相手に恋愛相談
待てども待てども返事が来ないため、引かれてしまったのではないかと落ち込む鐘子。
「嘘ついて騙して、もう関わりたくないって思ってるかな…」と、丈からもらった指輪を見つめながら涙ぐみ、独り言を言っていると、偶然通りかかった姉の不倫相手・風太(瀬戸利樹)が声をかけてくる。優しい風太は鐘子をお茶に誘い、元気のない彼女の悩みを聞き出そうとしていた。
そこで鐘子は、つけている指輪は彼氏にもらったのかという彼の何気ない質問に思わず涙してしまう。続いて「嘘ついてたの、結婚してるって」「飛行機で思わず、お姉ちゃんの結婚指輪がポケットにはいってて…」と、丈との出会いを説明すると同時に、さらりと姉の結婚まで暴露してしまった。