リアリティ番組が生んだスターに悲劇 眼球を真っ二つに砕いたモノとは
リアリティ番組への出演がきっかけで、せっかく人気者となった彼だが…。
突然リアリティ番組への出演が決まり、あれよあれよという間にイケメン・スターとしてブレーク。しかし強運だったはずの彼は、異国の地で思わぬ悲劇に見舞われてしまった。
■人気リアリティ番組でブレーク
2015年のスタート以来、イギリスで大人気のリアリティ番組『ラブ・アイランド(Love Island)』。若い男女が南国の島で過ごすなか、付いたり離れたり奪ったりと、ロマンチックかつ壮絶な恋のバトルが繰り広げられる。
一般人ながらセクシーな美男美女ばかりが出演する大変ホットな番組とあって、どのエンタメ系メディアもそのキャストや恋の行方に注目しており、記事の数は連日セレブリティ並み。番組は高い視聴率を誇り、イギリス中の若い男女を毎回かなり夢中にさせている。
■26万人超のフォロワーも悲嘆
その『ラブ・アイランド』において、2017年に放映された16エピソードに出演して人気を博していた1人が、テオ・キャンベルさん(現在28歳)という黒人のイケメン・メンバーだった。
そのテオさんがこのほどインスタグラムで、悲しいアクシデントが起きたことを26万人超のフォロワーに報告した。
スペインのイビザで恋人と共に夏の休暇を楽しんでいたなか、とんでもない悲劇に見舞われたことをつづったテオさんには今、たくさんの同情や励ましのコメントが集まっている。
■右の眼球が真っ二つに
なんとも痛々しい眼帯姿で、右目の完全失明を報告したテオさん。イビザであるパーティに参加したところ、シャンパンのコルクが彼の目に向かって飛んできた。すぐに病院に搬送されたが、右の眼球が真っ二つに砕かれており、2度の手術にも失明は避けられなかったという。
「スペイン語が分からなくて苦労している」と漏らすテオさんだが、明るい性格の彼は「シャンパンのコルクで僕の人生が終わったわけじゃない」とも。
「まだ片方の目が残っているし、物事は明るい方向に考えていかなくちゃね」などとつづっている。病室ではガールフレンドと過ごしているが、献身的な彼女にはたいそう感謝している様子だ。
■上品に開けたいシャンパン
シャンパンの中身が噴きこぼれることのない、安心感のある開栓こそ「スマートだ」と言う人は多い。ちょっと覚えておきたいコツはこちらだ。
・ボトルをよく冷やす(甘口:4度、辛口:6~8度)=泡が吹きこぼれるのを防ぐ
・ボトルを斜めに持ち、コルクをしっかりと押さえながらワイヤーをゆるめる
・コルクを押さえたまま、ボトルをゆっくりと回す=少しずつガス抜きすることで開栓の衝撃を避ける
シャンパンを上下に振り、コルクを強烈な音とともに派手に吹き飛ばして、女性たちが「キャーッ!」と悲鳴を上げる。
これはあくまでもド派手なパーティだけのもの。吹き飛んだコルクでこのたびのような負傷者が出ることを思うと、やはり上品な開栓を心掛けるべきであろう。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)