妊娠も出産も赤ちゃんの死も全て嘘 ギフトや葬儀費用まで募った強欲夫婦
人の善意を踏みにじり、お金やギフトを平気で受け取っていた極悪夫婦が起訴された。
■「赤ちゃんが亡くなりました」
その後ほどなくして聞かされたのは、「息子が生まれましたが亡くなりました」という悲しい知らせだったとのこと。
夫妻は赤ちゃんの死亡記事を地元新聞のネット版に掲載させたほか、「赤ちゃんにかかった医療費と葬儀費用を支払うため資金援助をしてほしい」とネット上にて寄付を懇願。
さらに赤ちゃんの写真まで掲載し多くの人々に同情され追悼式まで開催したというが、親友は「何もかもおかしい」と感じ出席を拒否。たまらず葬儀場に連絡してみたというが、葬儀場に赤ちゃんが搬送されたという記録は一切なかったという。
■親友が下した決断
大金をかけパーティを開催しギフトも渡した親友だが、ついに通報を決意。夫妻はその後に逮捕された。
また夫妻の自宅からは欧米で人気を博している本物の赤ちゃんにそっくりな人形が発見されたとのこと。その写真を撮影したうえでネットにアップし、死亡記事などに用いた可能性が高いという。
人の善意と人形を用いギフトなどを手に入れた強欲夫妻は9月に出廷予定で、集まった寄付金はお金を提供した人たちに払い戻されるという。とんでもない強欲夫婦の犯行に、多くの人が呆れ憤っている。
・合わせて読みたい→孫の子守でイライラが爆発した祖父母 薪ストーブに放り込み殺害
(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)