幽霊に足がないのは人気画家の影響? チコちゃんが秘密に迫る
『チコちゃんに叱られる』で、幽霊に足がないというイメージが定着している理由を紹介した
23日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつである「幽霊に足がないのはなぜ?」がネットで話題となっている。
日本の幽霊画には足がないが、これは何が理由なのか。チコちゃんがその秘密に迫ってくれた。
■売れっ子画家の影響?
気になるチコちゃんの回答は「売れっ子画家が足のない幽霊を描いたから」という。1人の画家が書いた絵によって後世に大きく影響を与えたようだ。
江戸時代前期に描かれた幽霊画には足があったが、江戸時代中期以降の絵には足がなくなっていたようだ。江戸時代中期の売れっ子画家である円山応拳が初めて足のない幽霊を描いたのがはじまりだったという。
言い伝えによると、円山応拳は幽霊画を依頼された時に描けずに悩んだそうだ。偶然夢に出てきた亡くなった妻をそのまま描いた。その絵は「会いたくても会えない大切な人への思い」が描かれていると言われていると解説。
現在、円山応拳が描いた幽霊の掛け軸は青森にある久渡寺に保管されており、年に1度だけ公開されていることを紹介し、テーマを締めた。
■確かに足がないな…
テーマにピンとこない人が多かったのか「言われてみれば…」といった反応が相次いだ。
幽霊足がない?????? #チコちゃんに叱られる
— くれない (@ybstf) August 23, 2019
幽霊に足がないのは…確かにないな。 #チコちゃんに叱られる
— みずがめ座の男@十勝民 (@mizuradi) August 23, 2019
https://twitter.com/jracu1335m/status/1164850454997524481
■霊感があると思う?
イラストとは違い、幽霊を見るのには霊感が必要と思われがちだが、どれくらいの人が自分に霊感があると考えているのだろうか。
らべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,357名を対象に調査したところ、全体の9.7%が「自分は霊感があると思う」と回答。自分に霊感があると考えている人はかなり少ないようだ。
江戸時代の1人の画家が描いた絵によってイメージが定着した幽霊。有名な画家によって印象付いているものは意外と多いのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)
対象:全国の20〜60代の男女計1,357名(有効回答数)