「子供が重い病気なんです」 不要な治療で息子を苦しめ続けた女が逮捕

少年の親権を勝ち取った父親は、「邪悪な母親も確かにいるのです」とコメントした。

■「息子は病気じゃない!」と主張した父

離れて暮らしていた少年の父親は「息子は病気ではない」と主張し、「親権を自分のものにしたい」と何年も家庭裁判所で直訴するも認められることはなかった。

しかし2015年になりようやく医療関係者が「これは虐待ではないか」と介入し、女は逮捕。2017年から少年は父親の元で暮らし、翌年には「元気に暮らしている」と伝えられた。


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■代理ミュンヒハウゼン症候群の可能性も…

その女がこのほど父親の主張が事実であるとして「有罪です」と認め大きく報じられた。

少年の父親は「事実を認めたことは嬉しいが、邪悪な母親などいないという考えは誤りだ」ともコメント。この母親については身近な人物を病気などにみせかけ同情を引き満足しようとする「代理ミュンヒハウゼン症候群の可能性もある」と伝えられている。

この女の判決は今年秋に下される予定で、20年の実刑判決が下される可能性もあるという。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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