中川翔子、教師にいじめを相談したら… 「信じられない一言」にショック
『バイキング』中川翔子が学校に行かなくなった理由を告白。教師の対応に「もう大人も信用できない」
23日放送の『バイキング』(フジテレビ系)にタレントの中川翔子が出演。過去に受けたいじめ被害を明かし、いじめで苦しむ人たちにメッセージを送った。
■靴を隠されて教師に相談すると…
いじめ、ひきこもりの経験がある中川は、最終的に学校に行かなくなった理由を明かす。
中学3年生のある日、中川の靴箱だけがいじめ加害者によってへこまされていたとのこと。誰がやったかはわかっていたため、同じようにやり返したところ、中川の靴が隠されてしまう。
「自分がいじめられてる」ということを恥ずかしくて認めたくなかったものの、仕方なく教師に事情を話すことに。すると、「これを履いて帰りなさい」とローファを渡してくれたという。
■教師の態度に「もう大人も信用できない」
しかし後日、教師から「中川、早く靴代を払ってください」と靴代を請求されてしまう。
まさかの一言に納得がいかなかった中川は、「誰が隠したか先生わかってるじゃないですか。私やられたほうなんですよ、靴を隠したほうに請求すべきじゃないですか」と反論するが、教師は「そうかもしれないけど、とりあえずお金払って」と業務的な態度で接してきたという。
そこで「もう大人も信用できない。こんな学校行きたくない」「もう無理」と不登校になったようだ。
■「どうか、生き延びて」
その中で音楽や読書や絵を描くといった好きな時間を過ごしたことで「死にたい」という衝動が和らいできたとのこと。
そして、いじめで傷ついている子供たちに「死ぬことと誰かを攻撃する以外のことならなんでもいいので生き延びてほしい」とメッセージを送った。
また、同日、中川は自身のツイッターを更新。「夏休み、あと10日を切りました 十代の自殺者が一番多いのが、夏休み明けの9/1」だとし、「どうか、生き延びて 攻撃してくるような愚かな人は、他人です。他人のどうでもいい人生より、自分の命に時間を使って」とつづった。
夏休み、あと10日を切りました
十代の自殺者が一番多いのが、夏休み明けの9/1だそうです
どうか、生き延びて
攻撃してくるような愚かな人は、他人です。他人のどうでもいい人生より、自分の命に時間を使って。
先祖代々の奇跡の連鎖の最先端、奇跡の塊が自分の命。
自分なりに幸せになることがリベンジ— しぶとい中川翔子🌙⭐️ (@shoko55mmts) August 23, 2019
■いじめを受けたことがある人は…
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,721名に「いじめを受けた経験」について調査したところ、4割が「経験あり」と回答。
また、いじめに対して業務的な態度をとった教師にショックを受けた中川だが、しらべぇでも既報のとおり5人に1人が「今でも許せない小中学生時代の教師がいる」と回答している。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代の男女1,721名(有効回答数)