幼い娘と新幹線に乗っていたら誘拐犯に間違われ… 原因と顛末に騒然
幼い娘とふたりで新幹線に乗っていたところ、女児誘拐犯と間違われ通報され、新幹線を5分以上も停車させてしまう…という事件が発生。
2019/08/20 14:30
幼い娘とふたりで新幹線に乗っていたところ、女児誘拐犯と間違われて通報され、5分以上も停車させてしまう……そんな嘘みたいな出来事が起こった。当事者となったのは、作家・犬山紙子氏の夫でベーシスト・漫画家の劔樹人氏だ。
■新幹線で子供がギャン泣き
彼が20日、投稿したnoteによるとその出来事は、劔氏の実家がある長野県から東京に戻る途中で起こった。彼の実家には猫がおり、重度の猫アレルギーである犬山氏は同行できず、話し合いの末に2歳半の娘とふたりで帰るようになったという。
そのような事情があり、また、これまで仙台や新潟にふたりだけで行った経験もあったため、娘は新幹線には慣れているはずだった。
しかし、この日は珍しく長野新幹線は混雑し、高崎を過ぎる頃には満席で、デッキにも多くの人が。そうこうしているうちに眠っていた娘が起き、グズり始めてしまう。
■父親と幼い娘ふたりはおかしい?
ちょうど何度目かのイヤイヤ期だったこともあり、劔氏はデッキに行くことに。しかし、デッキへ移動する際に抱き上げたことが原因で、娘さんは「ギャアーーー!!!!」と泣き出してしまう。
そして、視線を感じながらデッキで必死に娘さんをあやしていると、上野駅で扉が開き、警察官が数人入ってくることに。そして、「すみません、泣いてる女の子を連れているという男性はあなたですか?」「誘拐事件の可能性と通報があったので」と言ってきたという。
当然、劔氏は身分証を見せるなどしたが、警察官は「奥様はどちらですか」と質問したり、無線で「男性と女の子がひとり、母親はいません」と話すなどしていた。つまり、「父親が幼い娘とふたりきりで、新幹線に乗っているのはおかしい」と判断した誰かが、警察に通報したようなのだ。