子犬を衣類乾燥機に放り込み回転 畜生過ぎる鬼の飼い主
動物虐待をして爆笑するその神経。彼女に愛犬家を語る資格はない。
飼い主は、かわいがるため、やさしくするために小動物を飼っているのではないのだろうか。飼い主による動物虐待という、何ともやるせない事件の話題がまた1つ伝えられた。
■小犬を衣類乾燥機に放り込む
アメリカで今、小犬を虐待する黒人の若い女の動画が注目を集めている。飼い犬であろう1匹の小犬を自宅の衣類乾燥機に無理やり突っ込み回転させるもので、床に置いた携帯電話で撮影された動画がソーシャルメディアに公開され、波紋を広げていたのだ。
小犬を呼び寄せると衣類乾燥機のフタを開け、その小さな体を抱き上げて中に放り込みんだ女。フタを閉めるとともになぜか本人が絶叫し、電源を入れ乾燥機を作動させた。ガタンガタンという異音と揺れは、中で小犬が回転しているからであろう。
手を叩きながらそれに爆笑していた女だが、6~7秒後には乾燥機のフタを開け小犬を解放。小犬はヨタヨタしながらもリビングに走って逃げ、テーブルの下で小さくなってしまった。
■日常的に虐待していた可能性も
女は飼い犬に対して日常的に虐待行為を重ねていた可能性がある。その身元を特定するべく動物愛護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)と警察が調査に乗り出し、その結果、テキサス州デントン郡のルイスビルに暮らす10代の少女であることが判明した。
その少女に関する情報は一切公開されていないが、厳しい事情聴取が行なわれているもようだ。テキサス州動物虐待防止協会(Society for the Prevention of Cruelty to Animals of Texas)は州メディア『CBS DFW』の取材に、起訴される可能性が高い事例であることを伝えている。
■イジメではないと主張する飼い主
若い飼い主によるペットへの許しがたい虐待致死傷事件。別の見方をすれば、ほかの家族がどんなにかわいがっても1名が虐待するようであれば、その犬は幸せとは言えないだろう。
たとえば2018年8月にも同様の事件がアルゼンチンで起きていた。女が飼い犬のウエスト・ハイランド・ホワイトテリアをドラム式洗濯機に閉じ込めて撮影。
その動画をソーシャルメディアに投稿したもので、大変な批判を浴びると女は「普段は本当によくかわいがっている」と愛犬家を主張していた。ただし、その事件の動機についてはインスタグラマーとして注目を集めたかったからだとみられている。
■ペットをいじめたことがあるか
怒りが湧いてくるこうした事件。しらべぇ編集部が全国20〜60代のペットを飼ったことがある男女869名に「ペットをいじめた経験」について調査したところ、約2割が「いじめたことがある」と回答していた。
小動物は人間がその命を弄ぶために飼われているのではない。必ず大切にし、どうかたっぷりとかわいがってあげてほしいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国20代〜60代のペットを飼ったことがある男女869名