加藤浩次、吉本残留を決めた“松本人志の言葉”明かす 「さすがです…」
加藤浩次が、生放送で吉本興業に残留する意向を名言。その裏には、対立関係にあると報道されていた、松本人志の存在があったという
■心を決めた松本からの言葉
先月23日に大崎会長と面談した際には、「会社を1から変えるから、会社を辞めないでくれと言われました。大崎さんがOK出してくれたらそれで辞めます。それで火消ししましょう…という話をしました」と加藤。
その後、松本と再度話をしている中で「25日か26日、松本さんが『俺は、吉本の芸人ひとりも辞めず、吉本を改革したい』『それはお前も入っている。芸人のチームは1枚岩になって、会社と戦うことはできないか』と言われた」という。
この松本からの言葉で、「1人で辞めるほうがカッコイイし、(自分が)気持ちいいだけじゃないか」という気持ちの変化があったとも明かした。
■「エージェント契約」導入で残留を決意
吉本興業が8日に第1回経営アドバイザリー委員会を開き、「エージェント契約」が提案されたことについて、「これは僕が思いつきました。海外はタレントが非雇用主じゃないんです、雇用主なんです。海外は対等なんです。全部吉本を通すんじゃなくて、色んな選択肢を自分が持てて、そのエージェントになる会社、そこと対等に芸人がなれる関係は作れないか、色んな人に相談しました。エージェント契約があれば、僕は吉本が変わると思う」とコメント。
また、「松本さんは『エージェント契約がOKなら残るんだな』と言われて…」と、松本が大崎会長にかけあったことで、エージェント契約の提案に至ったことも明かした。
その後、加藤は大崎会長と6日に2回目の面談を行ない「ああいう言葉を吐きましたけど、こういう形なら残ります、というお話をさせていただきました」とし、「エージェント契約、これで吉本と向き合おうと思っています」と残留する意向を明言した。
■視聴者からも反響
加藤が残留の意向を示したこと、そしてその背景には対立抗争が報じられていた松本の存在が非常に大きかったことが加藤本人の口から語られたことに、視聴者からも多くの反響が。「さすがです」など、大きく動いた松本の行動力を称賛する声も目立つ。
加藤さんが怒りを表に出したからこそ、春菜さんが涙ながらに訴えたり、周りの芸人さんたちもたくさん声をあげることが出来たと自分は思う。
もちろんさんまさんや松本さん、たけしさん、大御所と呼ばれる芸人の方々の行動発言があってのことだとは思うけれど、とても大きなことだと思う。#スッキリ
— 月の霜 (@frost_of_moon) August 8, 2019
https://twitter.com/komo_rebin/status/1159615868260646912
https://twitter.com/superbayern_42/status/1159642318518939648
少しずつ変わり始めている吉本興業。このまま事態が良い方向で収束していけることを願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)