各地で猛暑による死亡が相次ぐ　熱中症を予防するコツとは？

関連記事:『ホンマでっか』コロナウイルスのピーク予想に驚きの声　「マジか…」

■熱中症予防のポイント

東京湾から吹く南からの熱風の影響と、群馬県側からの吹きおろしによりフェーン現象が発生し、暑さのメッカとなっている埼玉県。そこで、埼玉県保健医療部に熱中症対策ののポイントを聞いてみた。

関連記事:ケーキ早食いコンテストに出場した60歳女性　喉に詰まらせ窒息死

■水分補給のコツ

大量の汗をかいたら、水分とともに塩分も取ることが大事だという。スポーツ飲料には、500ミリリットルあたり約0.5グラム、経口補水液には、500ミリリットルあたり約1.5グラムの塩分が含まれているという。

スポーツ飲料や経口補水液などで塩分・ミネラルを補給することが勧められるが、スポーツ飲料で補給の際には糖分の摂り過ぎに注意が必要。また、ビールなどアルコールを含む飲料は、かえって体内の水分を出してしまうため水分の補給にはならず、逆に危険だそう。

環境省の熱中症予防情報サイトでは、1日当たり1.2リットルを目安としたこまめな水分補給を推奨している。本格的な夏の到来とともに、熱中症には充分に注意したい。