『情熱大陸』チーズ職人に密着 貴重な手作りに注目集まる

『情熱大陸』(TBS系)では、チーズ職人の柴田千代氏に密着。

チーズづくり・モッツァレラチーズ
(peuceta/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

4日に放送された『情熱大陸』(TBS系)では、チーズ職人の柴田千代氏に密着。わずかしか作られず、市場には出回らないという柴田氏のチーズが視聴者の注目を浴びている。


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■どこまでも丁寧なチーズ作り

日本らしいオリジナリティーと芳醇な味が評価され、2017年に「ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」で農林水産大臣賞を受賞した柴田氏。そんな柴田氏は現在、千葉県大多喜町の古民家でチーズ作りに明け暮れている。

チーズ作りでは、一度加熱した牛乳を素早く冷やしながら様々な菌を加えていく。柴田氏は、日によって微妙に変化する味を見て、菌の配合を変えている。柴田氏は、夏と冬ではミルクの特徴が違うため、直感で菌の配合を0.01グラムのクラスですべて変えていくと語った。

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■「作るチーズの数は変えない」

密着したこの日に作っていたのは日本一を取った柴田氏の代表作。柴田氏は、作るチーズの数を増やす予定はないと明かし「現状維持ぐらいで、いくら人気になっても変えません」と強調。その上で、「質が落ちちゃうから、そこを変えたら本末転倒」と、チーズに対する丁寧な思いを述べた。

中でもモッツァレラには繊細さが求められるという。柴田氏の友人は「モッツァレラを作る時は話しかけないで」と、柴田氏に言われたことを明かした。そんな柴田氏について、友人は「チーズに対しては真面目」と、真剣に取り組む柴田氏を、遠まわしながら称賛した。


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■食べたい人が続出

どんな手間のかかる作業でも妥協せず真摯に取り組み、丹精込めて作られた柴田氏のチーズについて、視聴者の間では「一度食べてみたい」と話題になっている。

質が落ちるため、作るチーズの数は変えないという柴田氏。こういった丁寧な考え方がチーズにも反映され、人々を魅了していることに違いない。

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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子

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