教師・親から見えないところで…　いじめられた子供の母の苦慮

自分の子供がいじめられていたとわかると、親は誰でも心が痛む。だが、それが教師の見えない場所と時間に行われていたとするとその痛みは深くなる。

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■住んでいるのは児童数も少ない山間部

女性向け掲示板『ガールズちゃんねる』にこのほど、「学校外での子供同士のトラブルについて」と題した投稿がなされた。

投稿主の一家が暮らすのは山間部。子供が通う学校の児童数は少なく、集団登校が定められている。ラジオ体操の時間になるとその集団登校する10人程度で行くのだが、どうやらそこで虫を投げつけられるなどの嫌がらせ、いじめが起きていると知る。

息子はストレスのあまり引っ越したいと母親に直談判。

しかし引っ越すのは難しく、話し合いで解決したいらしいが「学校外でのこと、しかも夏休みの間だし担任の先生に言うのは筋違いなのでは」「相手の親に直接言おうと思っているが、少ない集落の中のご近所さんで一生付き合うだろう間柄なのでなんとか角を立てないようにしたい」と苦慮している。

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■ 「子供は父親にビビる」

投稿主はどのような言い方が良いのか意見を求め、このようなアドバイスが寄せられている。

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■いじめられた経験者は…

いじめは受けている本人だけでなく、親など身近な人も精神的な苦痛を感じる、卑劣な行為だ。いじめを受けたことについて、こんな恐ろしい調査がある。

しらべぇ編集部では、全国20～60代の男女1,381名を対象に「いじめられた経験」についての調査を実施。

「過去に一度でもいじめられたことがある」と回答したのは47.0%にのぼり、半数近くの人がいじめられたことがある結果に。

いじめはなくさないといけないものだとわかりつつも、実際に根絶するのは難しい世の中のようだ。