「ずっと見ていたよ」 10年も執拗に女性を追った恐怖のストーカー
もしもストーカー被害が10年も続いたとしたら…。犯人の釈放が迫り、怖い思いをしている女性がいる。
■ようやく動いた当局
それでも警察は「証拠不足」を理由に動かず、捜査もしてもらえなかったという。
しかしある日、監視カメラの映像に男の姿が映っていたことで事態が急変。警察が調査を開始し、この男に23回も有罪判決を受けた過去があること、たびたび接近禁止命令を下されるも武器を所持し狙った相手に迫ったこともあると判明した。
ストーカー被害を受け始め10年にして男は逮捕されたが、女性は転居した今もPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみ遠出もできない生活で、8月に釈放予定の男につき「せめて釈放日を知りたい」と切に願っているとメディアに明かしている。
しかし警察は釈放日を教えてくれず、女性は「安心して暮らせない」と苦悩している。
■ストーカー被害経験者の割合は
つきまといなど、ストーカー被害を経験する人は珍しくない。しらべぇ編集部が過去に全国の20~60代の男女1,376名を対象に、ストーカー被害につき調査を実施したところ、全体の約1割が「被害にあったことがある」と答えた。
警察は女性に謝罪はしたものの、今も釈放日につき情報を伏せたまま。この男が異常な粘着質であることから、女性は「8月がくれば、怖い思いをしながら過ごすことになる」と不安な思いを明かしている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン小原)マローン 小原
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)