張本勲氏、佐々木郎希投手を温存した大船渡高監督に激怒 「楽させちゃダメ」

大船渡・佐々木郎希投手登板回避問題に張本勲氏が持論

■監督の思想にも批判

ゲストの前東京ヤクルトスワローズ・真中満氏も「僕が監督でも投げさせたかったですね」とコメント。そのうえで、「ルール的に日程がきつくなっている。高野連が考えるときに来ている」と指摘する。

ヒートアップした張本勲氏は最後に

「彼はね、アメリカの独立リーグにいたんですよ、監督は。だからアメリカ流に考えてるんですよ。アメリカは消耗品だと思ってるから。東洋人は投げて投げて力をつける。タイプが全然違うんですよ」


と「考え方」を批判。さらに「将来を考えたら投げさせたほうがいい。苦しいときの投球を体で覚えて大成した投手がいくらでもいる。楽させちゃだめ」と語気を強めた。


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■意見に賛否両論

張本勲氏の「投げさせるべきだった」という持論に、ネット民の反応は賛否両論となっている。

https://twitter.com/IZALCO0622/status/1155285223128498177?s=20


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■高野連の体質に問題あり?

ネット上では張本氏個人の不人気もあり、意見への反論が大勢を占めている様子。しかし大船渡高校には「なぜ投げさせないのか」という苦情電話が殺到しており、「投げさせるべき」と感じた人も多く、張本氏の意見が筋違いとまでは言い切れないのが現状だ。

真中満氏や先日ダルビッシュ有投手がTwitterで指摘したように、選手が壊れる可能性のある日程を組む高野連に問題がある考えるほうが、自然なのではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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