吉本の契約問題に高須院長が持論 「口頭契約は時代遅れ」に賛否両論
高須院長が口頭契約について持論「口頭の約束を違えないのは日本人の美徳」 ネットでは反響多数。
24日、高須クリニックの院長である高須克弥が自身のツイッターを更新。吉本興行の件で話題となっている口頭だけの契約について持論を展開した。
■「口頭の約束を違えないのは日本人の美徳」
高須院長は「口頭の約束を違えないのは日本人の美徳だと老人の僕は信じております」としたうえで医者の世界でも口頭契約であることを語った。
「医者の世界では師弟の契約はしませんが弟子の不始末はたいてい師がカバーします。高須クリニックは広告代理店との契約は全て口頭です。僕のやり方は時代遅れなんでしょうね。時代が変わり、指導されれば法は守ります」
■口頭のみ契約は独占禁止法上問題?
吉本がタレントとの契約が口頭であることについて、24日、公正取引委員会の山田昭典事務総長は「契約書面が存在しないということは、独占禁止法上問題となる行為を誘発する原因となるおそれがあり、問題がある」と話している。
さらに、「直ちに独占禁止法上の問題になるわけではないが、契約内容が不明確なことが会社側の『優越的地位の乱用』など、独禁法上問題となる行為を誘発する原因になりうる。契約書面が存在しないということは、競争政策の観点から問題がある」と公正取引委員会の見解を語った。