山田孝之「これからは『村西』と呼ばれたい!」 『全裸監督』出来栄えに自信
Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』ワールドプレミアが開かれ、主演の山田孝之、満島真之介、玉山鉄二、武正晴監督らが登場。見所や撮影秘話を明かし、作品をアピールした。
■『ムラニシ!』って呼ばれたい!
主役・村西とおるを演じた山田は「絶対面白くなるってワクワクしてました。海外に行くと12年前位に演じた『セリザワ!』(映画『クローズZERO』芹沢多摩雄役)って言われるんで、これからは海外で『ムラニシ!』って言われたいです。そのチャンス、いいタイミングをもらえたなって思っています」と微笑む。
玉山も「Netflixは攻めてるな、黒船が到来したなって印象を受けました。旅行で海外行った時とか『サンマーサンマー』(『Jimmy ~アホみたいなホンマの話~』明石家さんま役)って呼ばれたり。民放のドラマとはまた違って、大きな枠組みで、国境を越えていろんな国の作品を見られることは素晴らしい」と語る。
■偏見を持っていたが…
『全裸監督』はAV監督として一時代を築いた伝説の男・村西とおるの生き様を描いた作品。ヒロイン・恵美(のちの女優・黒木香)を演じた森田は、「アダルトビデオの世界に飛び込む気持ちが私にはわからなくて…偏見みたいなものを持ってしまっていたんです」と明かす。
それでも撮影が進むにつれて「ものづくりって意味では、お芝居と一緒。場所が違っただけ。そう思えたときにすごく近づけた」と振り返る。その変貌ぶりは、武監督も「後半は違う人になっていてびっくりした」と驚くほど。