死亡した母親の腐敗遺体を3年も自宅に放置 年金狙いも疑われる娘を逮捕
親が倒れたら、手厚く介護し元気になるよう手を尽くす。そんな愛情深い人が多い一方で、その真逆のタイプも…。
「老いた親は自分が面倒をみたい」と思うどころか、死んでもなお放置する子供もいる。このほど逮捕された女、そして女が自らの娘に強いた地獄のような数年間について、米国メディアが大きく取り上げている。
■倒れた老母を放置
7月10日に、米テキサスで暮らす40代後半の女が逮捕された。その理由は警官隊が女の自宅で老女の白骨化した遺体を発見したからで、それは女の母親の「変わり果てた姿」だったという。
女はこの家で母、そして10代の娘と暮らしていたとのこと。女の母親は今から3年前に自宅で転倒し怪我を負い、その後に放置されたと見られている。
■母の死から3年、遺体は…
当時、女の母親は71歳。転倒により負った怪我は致命的なものではなかったが、「女が放置し世話をしなかったことから、寝室の床に転がったまま息絶えた」との見方を当局は発表した。
また警察が女の自宅を訪問したのは女の娘が通報したからで、これを受け警察が児童保護サービスと協力し、一家の様子を確認しに向かったという。