「大金を出すから処女を売って」 10代少女を騙した男の狙いは人身売買
インターネットで見知らぬ人とも簡単に知り合える便利な時代ではあるが、「なかにはとんでもなく怖い人がいる」という危機感がなければ、あまりにも恐ろしい運命に翻弄される可能性も…。
大金を得るためなら、知らない人と寝てもいい。そんな安易な考えで男と会うことに同意した16歳の少女が、あまりにも恐ろしい罠にはまりかけた。
■少女が売ろうとした「初体験」
ソーシャルメディアで接触してきたある男とチャットするようになり、「約54万円で君の処女を男に売れるぜ」「そいつを俺も知っているんだ、危ない奴じゃないから大丈夫」と男にそそのかされたロシア人少女がいる。
「こんなにおいしい話はない」と思った少女は、家族にも計画を伏せ、モスクワに移動。そこで処女を売り、大金を稼ぐつもりだったという。
■人身売買の恐怖
しかしこの男にはじつは「共犯者」がおり、そちらは仲間と少女の間で話が進む一方で、少女を買うバイヤーを探していたという。
だが、間一髪のところでネット上での怪しいやり取りを警察が察知。警官のひとりが「私がその娘を買いたい」とバイヤー候補になりすまし、男たちとの接触を試みた。