「大金を出すから処女を売って」 10代少女を騙した男の狙いは人身売買

インターネットで見知らぬ人とも簡単に知り合える便利な時代ではあるが、「なかにはとんでもなく怖い人がいる」という危機感がなければ、あまりにも恐ろしい運命に翻弄される可能性も…。

お金女性
(liza5450/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

大金を得るためなら、知らない人と寝てもいい。そんな安易な考えで男と会うことに同意した16歳の少女が、あまりにも恐ろしい罠にはまりかけた。


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■少女が売ろうとした「初体験」

ソーシャルメディアで接触してきたある男とチャットするようになり、「約54万円で君の処女を男に売れるぜ」「そいつを俺も知っているんだ、危ない奴じゃないから大丈夫」と男にそそのかされたロシア人少女がいる。

「こんなにおいしい話はない」と思った少女は、家族にも計画を伏せ、モスクワに移動。そこで処女を売り、大金を稼ぐつもりだったという。

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■人身売買の恐怖

しかしこの男にはじつは「共犯者」がおり、そちらは仲間と少女の間で話が進む一方で、少女を買うバイヤーを探していたという。

だが、間一髪のところでネット上での怪しいやり取りを警察が察知。警官のひとりが「私がその娘を買いたい」とバイヤー候補になりすまし、男たちとの接触を試みた。

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■警察のおとり捜査が成功