特別養子縁組で男児と初対面 不妊治療を経た末のリアルな想いに感動

不妊治療を経て特別養子縁組で男児を受け入れたことを公表したタレント・武内由紀子(46)。初めて対面した日について綴り、注目が集まっている

新生児
(imacoconut/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

不妊治療医療の向上により、かつてに比べて体外受精など生殖補助技術により、子供を授かる確率が飛躍的に向上したとされる現代。しかし、それでも子供が授かり物なのは変わりなく、中には治療の末に「特別養子縁組」を考える人もいる。

「大阪パフォーマンスドール」のリーダーとして活躍した他、今田耕司、東野圭吾らと結成した「WEST END×YUKI」で『SO.YA.NA』を歌ったことなどで知られるタレント、武内由紀子(46)のブログに注目が集まっている。


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■初対面の日に感じた想い

4年にわたる不妊治療のすえ、特別養子縁組で男児を授かったことを公表している武内。この日、「特別養子縁組の事(お迎えの日)」というタイトルでブログを更新し、長男・一徹くんを迎え入れた日について綴る。

一徹くんと初対面したのは昨年6月26日。生後4日の一徹くんの第一印象は「ちーーーーーちゃい! かわいいーーーーー」というもので、この時点で武内は「もう、なんとも言えない感情でした!」「これって、立会いしないで待っていた父親の気持ちと同じなんかなー?」と、大きな喜びを感じながらも、若干戸惑っていしまった模様。

そしてそのとき、彼女の胸に生まれたのは「初めまして! こんにちは! これからよろしくね!」「もう誰かに返さなくていいんや!」という、ふたつの気持ちだった。

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■「もう誰かに返さなくていいんや!」の真意

前者はさておき、後者の気持ちについては「?」となる人もいるのでは。これに対し、武内は「友達の子供と遊んでても、どんなに仲良くてかわいがってても、グズったりしたらお母さんの元に戻るじゃないですか」と述べ、真意を説明。日常の中で、さみしさを感じる瞬間だったようだ。

もっとも特別養子縁組の場合、成立の条件として「半年間の監護」が必要。それを経て、家庭裁判所が成立を決定するからだ。しかし、一徹くんと対面してあまりに嬉しかったのか、武内はそんなことはすっかり忘れて「ようこそ! 私たち夫婦のところに来てくれてありがとう!!!」という想いだったと回想した。


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■感動の声が相次ぐ

日々、一徹くんへの深い愛情を綴っている武内。この日のブログはとくに多くの人の胸に響いたようで「涙が出ました」「感動しちゃった」などの声が寄せられることに。

「涙が出ました。ほんとにかわいい」


「なんだか感動して泣いちゃいました」


「わかります、『返さなきゃいけない。お母さんのとこに戻っていく』悲しさと寂しさ。私もずっと赤ちゃん欲しいと思いつつ、なかなか来てくれず。友達のお子ちゃまは可愛くて、一緒に遊んで懐いてくれても、最後にはお母さんのところに帰っちゃうんですよね。もう返さなくて良いってうらやましいです!」


「わかるわかるわかります!! 共感しました!! そう、子供を喜ばせても、どんなに楽しく遊んでも、その子の親がどんな人であっても、子供って親に戻るの。私も凄く寂しく思ったことが多々あります」


また、かつての武内と同じように、ベビ待ちの状態にある女性からは共感の声も寄せられている。

武内夫妻と一徹くんに、今後もたくさんの幸せが降り注ぐことを願いたい。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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