「ウチの子を殴るのが悪い!」 いじめに反撃した我が子を見た母親の行動が物議
いじめ問題が深刻化するなか、やられる側と親の怒りはあまりにも大きい。
自分の息子を学校でいたぶっている子供を見かけたら、いったいどのように反応するだろうか。ある母親の行動が、学校関係者や保護者の間で物議を醸している。
■「アイツが僕をいじめの標的に!」
今年5月のこと、米インディアナ州で暮らす母親(33)と息子(10)が車で移動中に偶然いじめっ子を発見した。
少年は母親に対し「僕をいじめているのはアイツだ」「もうウンザリだ、話をつけてくる」と断言。母親が車を停めるなり少年はいじめっ子のもとに向かい、相手の顔面を力任せに平手打ちしたという。
その衝撃でいじめっ子の唇が裂け鼻血も出たというが、「これは暴行だ」と騒ぐいじめっ子に向かって母親は「アンタなんか、学校でいつもウチの息子に暴力をふるっているじゃないの」と猛反論。その後に息子を車に乗せ、さっさとその場を去ったという。
■いじめっ子の家族が通報
その後に帰宅したいじめっ子の姿を見た祖父が、「何事だ」と驚き警察に連絡。すぐに警官隊がいじめっ子の家に向かい事情を聞き、長いあいだ被害者であった少年、そして少年の反撃を止めずに擁護した母親が捜査対象になった。