パーティで罰ゲーム受けた男性 食べさせられたヤモリが原因で悶絶死

危険な罰ゲームで誰かが命を落とす。本人が同意したとしても、言い出しっぺの責任は重いはずだ。

2019/07/05 08:40

(beer5020/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

パーティには付き物の、罰ゲームや大それた行為の強要。だが、YouTubeで流行する異食チャレンジやお騒がせ動画の影響か、近年は悪質なものも増えており、それで命を落とす者すらいるようだ。


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■酔った勢いで周囲はそれを強要

オーストラリア・クイーンズランド州で昨年12月。あるホームパーティにおいて、ひょんなことから「ヤモリを食べる」ことを周囲に強要されてしまった34歳の男性。誰もが酒に酔い、冷静な判断に欠いていたのだろう。

男性はその後に胃腸炎を発症。飲みすぎ、食べすぎを疑い自宅で休んでいたが、2日後に容体が急変してノースシドニーの病院に搬送された。

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■緑色の胆汁を吐き、尿は黒く

男性は重症のサルモネラ菌感染症を発症していた。緑色の胆汁を吐き、尿は黒くなり、大量の水が溜まり腹部は太鼓腹に。肺にも水が溜まるなど様々な病変が確認されている。

そして10日後、治療の甲斐もなく男性は3人の幼い子を残し、悶絶の末に息を引き取った。クリスマスパーティーで一緒にふざけ合っていた者たちは青ざめ、言葉を失ったという。

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■爬虫類や両生類には危険な菌