パーティで罰ゲーム受けた男性 食べさせられたヤモリが原因で悶絶死
危険な罰ゲームで誰かが命を落とす。本人が同意したとしても、言い出しっぺの責任は重いはずだ。
パーティには付き物の、罰ゲームや大それた行為の強要。だが、YouTubeで流行する異食チャレンジやお騒がせ動画の影響か、近年は悪質なものも増えており、それで命を落とす者すらいるようだ。
■酔った勢いで周囲はそれを強要
オーストラリア・クイーンズランド州で昨年12月。あるホームパーティにおいて、ひょんなことから「ヤモリを食べる」ことを周囲に強要されてしまった34歳の男性。誰もが酒に酔い、冷静な判断に欠いていたのだろう。
男性はその後に胃腸炎を発症。飲みすぎ、食べすぎを疑い自宅で休んでいたが、2日後に容体が急変してノースシドニーの病院に搬送された。
■緑色の胆汁を吐き、尿は黒く
男性は重症のサルモネラ菌感染症を発症していた。緑色の胆汁を吐き、尿は黒くなり、大量の水が溜まり腹部は太鼓腹に。肺にも水が溜まるなど様々な病変が確認されている。
そして10日後、治療の甲斐もなく男性は3人の幼い子を残し、悶絶の末に息を引き取った。クリスマスパーティーで一緒にふざけ合っていた者たちは青ざめ、言葉を失ったという。