神戸市がマイナンバーカード普及に向けたキャンペーンを開始 豪華賞品に驚きの声

神戸市のマイナンバーカード普及キャンペーンの商品が豪華すぎる…

2019/07/04 10:40

市区町村が発行する顔写真付き身分証明書である「マイナンバーカード」。なかなか普及しないという問題を抱えており、昨年秋の内閣府の世論調査でも、53.0%が「カードを取得する予定がない」と回答している。

そんな中、神戸市がと普及のためとあるキャンペーンを開始。しらべぇ取材班は、神戸市役所を直撃した。


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■台湾クルーズ旅行などが当たる

このキャンペーンは、昨今高齢者の事故の防止とマイナンバーカードを普及を目的としており、65歳以上の神戸市民が運転免許証を自主返納し、マイナンバーカードを申請すると応募できる仕組み。賞品は以下の通りだ。

・特等:台湾クルーズ(1週間程度)    ペア1組・2名


・1等:ジャンボフェリー(高松往復)   ペア10組・20名


・2等:コンチェルト乗船券        ペア50組・100名


・3等:神戸港周遊券           申込者全員(ペア)


かなり豪華な賞品のラインナップとなっている。なお、神戸市ではコンビニで、マイナンバーカードを使って住民票などの各種証明書を申請した場合、区役所で取得する費用の半額でサービスを利用できる制度も今年の4月から始めている。

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■総務省も普及を推進

内閣府のデジタルガバメント閣僚会議は、先月4日にマイナンバーカードの普及とマイナンバーの利活用の促進に関する方針を発表。

国民にマイナンバー制度のメリットをより実感してもらえるデジタル社会を早期に実現するため、安全・安心で利便性の高いデジタル社会の基盤であるマイナンバーカードの普及とその利便性の向上等を図る。

それとともに、社会保障の公平性の実現、行政の利便性向上・運用効率化等に向け、マイナンバーの利活用の促進を強化していくようだ。


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■本格運用は功を奏すか?

2021年3月からは、マイナンバーカードの健康保険証利用の仕組みを本格運用する。その際、全国の医療機関等が円滑に対応できるよう、医療機関等の読み取り端末、システム等の早期整備を十分に支援するのだとか。

内閣府は、しらべぇ編集部の取材に対して「2019年7月1日の最新データーでは、1,727万枚強の発行になっている。普及率は13.5%。政府としてはより多くの国民に利用してほしい」と回答。今回の取り組みはしっかりと成果を上げるのだろうか、注目したい。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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