「亡き夫の卑猥物の処分代16万支払うか警察に通報か」 お悔やみ欄悪用の架空請求が…

北海道を中心に、お悔やみ欄を悪用した架空請求が相次いで届いているという。

2019/07/03 06:15

■身に覚えのない人物からの手紙

津秋さんに手紙が届いたのは、父親が亡くなってから2週間ほど経過した先月21日。父親の訃報は地元紙・北海道新聞に掲載していたという。

マツオクニハルと名乗る人物から
(画像は津秋さんから)

「『マツオクニハル』という名前には全く身に覚えがない」「私が気付いたので良かったのですが、見たのが母だけだったと思うとゾッとします」と振り返る。

「こちら(津秋さん)の住所は細かい番地まで記載されていなかったので、新聞かネットで調べたものだと思われます」と推測する。


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■手紙が届いたら

もし今回の手紙が自宅に届いた場合はどのような行動を取ればいいのか。

北見が消印
(画像は津秋さんから)

楽天銀行は「個別事案に該当するので(把握していたかどうかは)回答を差し控えたい」としながらも、「もし手紙を受け取った場合は最寄りの警察に届け出た上で楽天銀行のカスタマーセンターに電話で相談してほしい」と呼びかける。

また、北海道警察に対策、被害数などを尋ねるも「今回の件は報道発表していないので回答は差し控える」とのことだった。津秋さんは、「少しでもこういった犯罪が減ることを切に願っております」と切実に被害の撲滅を祈っている。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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