進学校の修学旅行中に教頭と教諭が飲酒 「あってはならないこと」と非難殺到
進学校の教頭と教諭が修学旅行の引率中に飲酒。その実態は…
2019/07/02 18:00
香川県のトップクラスの進学校、香川県立高松高校で、教頭と教諭による不適切な行為が発覚し「あり得ない」と批判の声があがっている。しらべぇ編集部は、香川県教育委員会と校長を直撃した。
■修学旅行中に教頭、教諭が飲酒
香川県立高松高校の50代の教頭と40代の教諭が、北海道への修学旅行中の引率中に飲酒していたことが分かった。香川県教育委員会によると、修学旅行は6月19~22日の日程で行われ、2年生の生徒約300人が参加していた。
引率は、教頭らを含めて14人。最終日に訪れた小樽市で、生徒が昼食をとったり、買い物をしたりする自由時間に、引率教員の全員で寿司店に入店。その時に教頭と教諭1名が、中ジョッキの生ビール1杯を飲んだという。
■教頭の引率は必要か?
修学旅行の引率は出張扱いで、教頭、教諭の旅費は県費から支払われている。そもそも県費削減の意味から考えると、教頭の引率は必要なのか。この問いに対して教育委員会担当者は「教諭は各クラスの担当で、教頭は団長として引率している」と回答。
それではなぜ教頭、教諭はあり得ない行動を取ったのか。同じ担当者は「旅行ということで、気が緩んだのかも知れない。しかし、業務中に飲酒は許されない行為であり、処分をしないということはない」と答えた。