ビッグダディ、須藤元気へのタトゥー批判に持論展開 「包容力のない人間が増えた」

参議院選挙への出馬を表明している、元格闘家の須藤元気。彼に寄せられるタトゥー批判について、ビッグダディが持論を綴った。

ビッグダディ」の愛称でお馴染みの林下清志(54)が28日、公式ブログを更新。立憲民主党から参議院選挙に比例代表で出馬する、元格闘家・須藤元気について私見を綴った。


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■出馬する須藤元気に言及

この日、「SNS」というタイトルでブログを更新したビッグダディ。「メディアに露出して名前も顔も公開するということはいわれのないことで非難や中傷を受けることもあるということです」「そしてそれはある程度仕方のないことであったり当然のことでもあると思います」と、いつもより堅い文章で投稿を始める。

自身について書いているのかと思いきや、その後に続くのは「参院選に出馬する著名な格闘家にタトゥーがあることについて」という文言。自分のことではなく、須藤について書いていたのだ。(著名な格闘家と記載も、後に明記)

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■ビッグダディ「この国はいつから……」

そんな彼に対し、「必要以上に非難するようなコメント」を見たというビッグダディは、「この国はいつからこんなに包容力のない人間が増えたのだろう」と感じたことを明かす。

また、その一方で「大好きな格闘家でしたし、指導者として請われた存在でもあります」と須藤の能力を高く評価されていることを綴ったうえで、「タトゥーを入れることそのものが人としての資質にそんなに欠けるのでしょうか」と、タトゥーによってこれまでの実績、能力が軽視されてしまうことに危惧を示した。

そして、「SNSの無記名による発信であって滅多に責任の所在を追及されないからとはいえ、そんな人間が増えていくことは同じ社会に生きる身として寂しい限り」「そのようなことについての認識を早い段階から教育しなければならないのではないでしょうか」と、ネット社会となって生まれた諸問題について嘆いたのだった。


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■全年代で4割以上がタトゥーに「恐怖感」

ちなみに、しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,358名に「刺青やタトゥー」について調査したところ、全年代で4割以上が「恐怖感を覚える」と回答。

タトゥー2

近年はファッションとして若い世代を中心に広まりつつある一方、あまりいいイメージを持っていない人も、現実として相当数いるようだ。

ビッグダディにブログで言及された須藤。はたして、民衆の支持を得ることはできるのだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1,358名(有効回答数)

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