加藤浩次、子供のしつけ問題に「僕は叩くかもしれない」 発言に賛否の声
『スッキリ』改正児童虐待防止法について特集。加藤浩次は、中学生高校生の子供が悪いことをしたら「手を出すかもしれない」と語った。
タレントの加藤浩次が、27日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で改正児童虐待防止法について言及。しつけを目的とした体罰が禁止されるかもしれないことに「僕は叩くかもしれない」と私見を述べた。
■「僕は叩くかもしれない」
番組では、改正児童虐待防止法について特集。しつけが目的であろうと子供の頭を叩く、怒鳴るといった行為が禁止されるかもしれないことに、街頭インタビューでは「命にかかわることは痛みで教えたいと思っている。なので法律で決められるとどこまでやっていいか…」と複雑な思いを抱える親もいた。
「これ18歳まででしょ?」と切り出した加藤は、子供が中学生や高校生になったときに「やっぱり何か悪いことをした、万引きをしてしまった、友達を集団でいじめてしまった、裏切りみたいな行為をした。これは僕は叱りますよ、怒りますよ。それに反抗したら僕は叩くかもしれない」と主張する。
■会話だけでは難しい?
さらに、「それは、その子と対峙しなきゃいけないから。16、17歳になってる人間と対峙するときのそのくらいの覚悟を親はもたないといけないんじゃないの? と僕は思ってしまう。これを『会話でなんとかなるんだ』って言ったら、どんどん悪い道に行く可能性が僕はあると思う」と指摘した。
日本テレビ解説委員の下川美奈氏が「事件となるような虐待をする親を防止するための法律としては機能してもらいたいなと思いますけど、普通に一生懸命子育てをしている親が悩むような、縛るものになってほしくないと思います」とコメントすると、加藤は「虐待としつけは分けなきゃいけない。虐待っていうのは誰が見てもわかりますから」と私見を述べた。