社交辞令を信じる? 8割の人が社交辞令を警戒も信じる人は高収入な傾向が
その気がないことも多いが、どうせ社交辞令と思ってしまうのも寂しいものだ。
2019/06/25 08:40
社交辞令とは人間付き合いにおいて、物事を円滑に進めるために発言することが望ましいとされている挨拶や相手を褒める言葉のことである。社会人などは挨拶代わりに「今度飲みに行きましょう」と言って、その後なかなか飲みに行かないなんてことも多いのではないだろうか。
もはやお決まりの文句となってしまっている社交辞令だが、誘いや褒め言葉を嬉しく感じていたのに、後々社交辞令とわかり残念に思う人もいるようだ。では実際、社交辞令を信じる人はどれくらいいるのだろうか。
■8割が社交辞令を信じない
しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査を実施したところ、「社交辞令を信じる」と回答したのは20.1%であった。
男性19.7%、女性20.5%と、男女間で大きな差は見られなかった。
■高齢層は社交辞令に慣れてしまう?
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは30代女性で27.1%。女性では30代と10代(24.1%)の割合が高く40代~60代は徐々に割合が低くなっていく。一方、男性は10代と20代の割合が24.4%と高く、30代以降割合が低くなっていくのが特徴的だ。年齢と共に社交辞令にも慣れ信じなくなっていくのだろうか。
女性の場合は容姿やファッションについて褒められることも多いだろう。社交辞令かもしれないが褒めてくれる内容のものは素直に言葉のとおり受け止めたほうが気持ちも良い。
また、子供がいる場合は自分のことだけでなく子供についても褒められることが多いためだろうか、ちょうど子育て世代の30代の女性の割合が高くなるようだ。
■信じることが大事?
さらに、この結果を年収別に見ていくと…
もっとも社交辞令を信じるのは年収1000万以上で25.7%。大きく分けて年収500万以上と500万以下で割合に差がでており高収入層のほうが社交辞令を信じる人の割合が高い結果となった。
ビジネスの場においては、食事の誘いなど社交辞令かもしれないと疑い次の行動に移さないよりも、積極的に動いてこそ道は開けるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)