『情熱大陸』女性シンガーが体験した人種差別明かす 考え方に感銘受ける視聴者も続出
『情熱大陸』(TBS系)では、シンガーのリナ・サワヤマに密着した。
23日に放送された『情熱大陸』(TBS系)では、シンガーのリナ・サワヤマに密着。日本ではまだほとんど無名のサワヤマは、活動の拠点とするロンドンで人気沸騰の兆しを見せている人物だ。
そんなサワヤマが過去に体験した出来事を語り、視聴者の注目を集めた。
■次なるレディー・ガガ
イギリスを代表する新聞である「THETIMES」は、サワヤマを「ポップス界の新たなスーパースター」と称賛し「次なるレディー・ガガ」と形容。また、ファッション誌「VOGUE」のイギリス版も、彼女にに注目した。
こうして、イギリスで注目を集めているサワヤマは、人種差別や性差別に対しても、歌を通してしなやかに抗議している。
■差別を「愛と知識でどうにかしたい」
父親の転勤に伴い、4歳でロンドンに移住したサワヤマは、その後、名門のケンブリッジ大学で社会学や心理学を学んだ。成績はトップクラスだったが、白人エリートが集まる大学で、人種差別によるいじめに苦しんだ時期がある。
彼女は、そういった差別について「上から目線で世界を見てるとホント不幸だなって思う」とした上で、「それを愛と知識でどうにかしたい、闘うとかじゃなくて…」と、自身の考えを述べた。