「どうしてくれるのよ!」通勤電車を逃した20代の女が逆上 持っていたナイフで駅員を刺す
最近「アンガー・マネジメント」という言葉をよく聞く。怒りの感情は誰にでもある。せめて上手につきあいたいものだ。
日常生活において、たびたび経験する「怒り」の感情。あなたはこれをどこまでコントロールできているだろうか。激しい怒りに理性を失ってしまった人間ほど恐ろしいものはない。
■電車を逃したことで逆上
中国・深圳(シンセン)市の「深圳北駅」で今月18日、通勤途中の23歳の女が電車に乗り遅れて逆上し、持っていた刃物でいきなり女性駅員の背中を刺した。
駅員はすぐ病院に搬送され、治療を受けたことから命に別状はない。現在、警察が事件前の様子と、女が刃物を持ち歩いていた理由などについて詳しく調べている。
■「それくらいのことで人を刺すか」
この事件については微博(ウェイボー/weibo)でも紹介され、さっそく人々のコメントが寄せられている。
「そんな女はすぐにブラックリストに! 2度と公共交通機関に乗せてはダメ」
「駅のセキュリティチェックを強化して」
「そこまで気性が荒い、怒りを抑えられないってどういうこと?」
「苛立つ気持ちはわかるけれど、罪もない相手を刺すなんて」
電車を1本乗り過ごしただけで怒り心頭に発してしまった女。23歳という若さで人生を棒に振り、この先何十年も刑務所生活を送ることになる。