山田孝之、約5年半の密着を回顧 「NGは?」と聞くと最高の回答が返ってきた
山田孝之の約5年半にわたる活動に密着したリアルドキュメンタリー映画『No Pain,No Gain』が「dTV」で配信される。
2019/06/22 05:15
■後輩が芝居に集中できるように
山田は今年1月に公開された映画『デイアンドナイト』の制作には、プロデューサーとして参加した。
こうした多岐にわたる活動を行うことには、彼自身の俳優としてのこれまでの経験を踏まえ、次の世代の役者たちが活動する環境を変えたいという思いがあるという。
山田:生き方としては、僕という人間がいろいろやっているだけですが、それを実行できるのは、20年近くやってきた俳優としての土台があるからということは理解しています。
そんな中で、俳優として何かリターンを求めてやっているのではなく、後輩たちがもっとストレスなく芝居に集中できるようになればという思いが根底にありますね。
後輩たちから(ストレスを軽減するにはどうしたらいいかなどの)相談を受けたりするのですが、それは僕も経験して共感できる悩みでもあるので、少しでもそんな状況を変えたいんです。
■後悔しないよう生きるために
今回の作品を通して映し出される「死ぬまでの人生、後悔しないよう生きるには何をすべきか?」という問い。これについて、山田は「何事にも挑戦してみること」の大切さを説いている。
山田:結局、何かやりたいというその先にあるものを考えた時にそこにいくまで1人で耐えられるかなとか、バッシングされることだったり挫けたりするんじゃないかなとか考えるから行動しない人が多いと思うんです。
だから先に仲間を見つけようとしたりとか、今いるポジションで仲間を見つけても絶対方向性が多少ずれてくると思うんですよ。
とりあえず動いてみて、動き出すと勝手に仲間って見つかってくるので、先に仲間を見つけて行こうというよりかは、とにかく1人でもいいからやってみる。
他にも1人で動いている人は必ずいるので、そこと出会ったら一気に仲間になれるから、まずは、何事にも挑戦してみることが大事だと思いますね。
今回のインタビューで語られたことがどのように映像に落とし込まれているのか。ぜひ、ブルーレイ版、もしくは、「dTV」配信の動画で確認してもらいたい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)