マツコ、TV業界は「学歴いい人は使えない人が多い」とバッサリ 理由に賛否の声
『5時に夢中!』学歴と仕事能力との関係についてマツコ・デラックスが持論。テレビ業界では、高学歴の人は「使えない人」が多い?
タレントのマツコ・デラックスが、17日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で学歴と仕事の関係について言及した。
■テレビ業界は高学歴ほど「使えない」
番組では、視聴者アンケートテーマの「付き合う人の『学歴』を気にしますか?」についてトークを展開。意見を求められたマツコは、テレビ業界が特殊な業界だとしたうえで「学歴いい人のほうが使えない人が多い」とバッサリ切り捨てる。
MCのふかわりょうから「メンタル的な部分でしょうか?」と聞かれると、「メンタルっていうか、やっぱり『いい大学に行こう』って思って頑張った自体、安定志向じゃない? それでサラリーマンをやろうっていうわけだから、そういう人は無茶しないよね」と持論を述べた。
発言を受け、ネット上では「テレビ業界に限ったことじゃない」「学歴より賢さ」と共感する声や、「学歴はある程度必要だと思う」と否定的な声までさまざまな意見が寄せられている。
■テレビ業界は根性と情熱次第?
しらべぇでも既報のとおり、マツコは過去にテレビ業界を志す若者に「AD(アシスタントディレクター)という傭兵みたいな時代をいかに切り抜けるかが第一関門」「(番組制作を)どうしてもやりたいなら、(小さな制作会社であれば)誰でも、すぐにでも始められる。古臭い言い方だが、根性を見せれば誰かが手を差し伸べてくれる。そこから次のことを考えればいい」と語っていた。
テレビ業界の場合は、学歴よりも根性や情熱をもった人間のほうが成功すると考えているのかもしれない。
■学歴と仕事の能力は比例する?
あくまでもテレビ業界に限った話だとしたマツコだが、世間は学歴と仕事能力の関係をどう思っているのだろうか。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の有職者男女649名に「仕事と学力の関係」について意識調査をしたところ、「仕事の能力は学歴と比例すると思う」と答えた人は約2割ほど。ほとんど人は学歴と仕事の能力は関係ないと考えているようだ。
「安定志向」「無茶をしない」との理由から、高学歴の人ほど使えないと語ったマツコ。テレビ業界では、安定を気にしない「変わり者」「冒険者」が求められているということか。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:現在仕事をしている全国20代~60代男女649名(有効回答数)