『カルテット』脚本家と会食中、揚げ物とレモンが… まさかの行動に爆笑相次ぐ
「唐揚げにレモンを黙ってかけるのはアリか」を真面目に議論して話題になったドラマ『カルテット』。2年の時を経て、脚本家の行動が話題に。
15日、『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』などで知られる小説家・万城目学氏が、『カルテット』(TBS系)などで人気の脚本家・坂元裕二氏との会食中に、いわゆる「唐揚げレモン問題」が起きたことを自身のツイッターで報告。
その際、坂元氏がとった行動が、ネット上で注目を集めている。
■「唐揚げレモン問題」とは
2017年に放送され、多くの反響を集めたドラマ『カルテット』。登場人物たちのウィットに富んだ会話劇が人気を博したが、そんな本作においてもっとも有名なシーンが、第1話で描かれた「唐揚げにレモンをかけるか否か」のくだりだろう。
これは共同生活初めての夜、「唐揚げに勝手にレモンをかけられた」ことに家森諭高(高橋一生)が激怒したことから始まる論争のこと。
家森に共感できない別府司(松田龍平)と世吹すずめ(満島ひかり)は、彼をからかったり、流そうとするのだが、巻真紀(松たか子)が同意したことで議論は深化。最終的に「レモン……ありますね」と言い合うのが正しい……という結論に着地するという一幕だ。
一見どうでもいい会話なのだが、「元には戻れない」という作品全体を貫くテーマと関わっていたことが後に判明し、作品を振り返ったときにもっとも印象的なシーンになった。
■レモンで緊張感に包まれるテーブル
作品のヒットにより、飲み会で「レモン……ありますね」と言う人を見かけることが増えた印象があるが、万城目氏は論争を起こした張本人とも言える坂元氏との会食中に、この場面に遭遇することに。
フリット(揚げ物)の皿にレモン片が置かれていたことで、テーブルには一気に緊張感が漂ったという。
先日、脚本家の坂元裕二氏とスペイン料理をつついていましたら、そこにフリット(揚げ物)ミックスが運ばれてきて、皿の隅にはレモン片が! にわかに緊張感漂うテーブル、もちろん脳裏に去来するのは伝説の『カルテット』唐揚げレモン問答。そこで私が咄嗟に考えたのは以下の4パターンでした。
— 万城目学 (@maqime) June 15, 2019
奇想天外な作風で知られる万城目氏。そのせいか、坂元氏に関する以下の4つの仮定が浮かんだそうで、妄想もかなり具体的だ。
1、坂元さんは揚げ物にレモンをかけたい人
2、坂元さんは揚げ物にレモンをかけたくない人
3、坂元さんは揚げ物にレモンをかけることをネタにする人を支持する人
4、坂元さんは揚げ物にレモンをかけることをネタにする人を鬱陶しいと感じる人さあ、どれだ。ちくしょう、なんて面倒なんだ坂元氏!
— 万城目学 (@maqime) June 15, 2019