美味しんぼ「とんかつの厚切りは貧しいころの後遺症」 本当か試してみた結果…
美味しんぼ提唱「とんかつの厚さは5ミリが限界」を試した結果
日本を代表するグルメマンガ『美味しんぼ』は、アニメ化だけでなくドラマ化も何回もされている。
とくに初期は美味しんぼの影響により美食家が増えたと言っても過言ではない人気で、主人公の山岡士郎が作る料理はどれも美味しそうなものばかりだ。
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■厚切りとんかつは貧しい時代の後遺症?
その中でも意外だったのが、4巻で山岡が偏食の男性に食べさせるために作ったカツ丼用の『とんかつ』。作中で山岡は、「とんかつに使う豚肉の厚さは5ミリが限度。それ以上厚くするのは日本が貧しかったころの後遺症」と断言しているのだ。
■実際に試してみた
しかし日本が貧しかった頃からさらに年月が過ぎたいまでは、名店のとんかつは厚切りが多い。でも、美味しんぼが言うぐらいなのだから厚さ5ミリのほうが美味しいのかも?
実際のところを調査するべく、近所の良心的な肉屋で5ミリの厚さに切った国産豚を調達。
それ以外にも山岡が使用していたごま油で揚げ、それ以外の本物の食材も揃えて作ってみることにした。