痛ましい事故の恐れも… 危険運転に遭遇したことがある人の割合とは

1分間に1件起きているとも言われる交通事故。危険な運転にヒヤッとしたことがある人もいるだろう。

車で叫ぶ女性
(bee32/iStock/Thinkstock)

東京・池袋で高齢者が運転する乗用車が暴走した事故や、兵庫県・神戸市での市営バスによる暴走事故など、痛ましい事件が続いている。

また、あおり運転や飲酒運転などの悪質な運転による事故も多く、ルールを守っていても巻き込まれてしまうことがあり、防ぎようがないのも実情だ。危険な運転は、どれほど我々の身に迫っているのだろうか。


関連記事:ながら運転で相次ぐ事故を受け「道交法改正案」 罰金引き上げ懲役刑も

■5割が危険運転に遭遇

しらべぇ編集部が、全国10代〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の49.5%が「危険な運転に遭遇または目撃したことがある」と回答した。

危険運転

自動車を運転する機会が多いためか、男性53.6%、女性45.8%と危険運転遭遇率はやや男性のほうが高いようだ。

関連記事:オートマ車のシフト操作でヒヤッとした経験者は… とくに目立つ3地域とは

■誰にでも起こりうる?

この調査結果を男女年代別で見てみると…

危険運転

もっとも割合が高いのは50代男性で60.1%。10代男性が59.3%で続く。男女ともに世代によってバラつきが見られるのが特徴的だ。危険な運転に遭遇する可能性は誰にでもあるのだろう。


関連記事:北海道、12台が巻き込まれた自動道多重事故で14名負傷うち3名重傷  道警・消防を取材

■雄大な景色には用心?

また、この結果を地域別で見てみると、危険運転が多く目撃されている地域が見えてきた。

危険運転

もっとも危険運転遭遇率が高いのは北海道で、60.0%であった。北海道といえば雄大な景色が広がる土地として有名だ。良い景色に思わず開放的な気分になり、ついスピードを出しすぎてしまったり、無茶な運転をしてしまったりするのだろうか。

対して、首都圏の割合は43.6%でもっとも低いことが判明。交通量が多く狭い道路が多数存在する首都圏では、危険な運転をすると事故に直結しやすいため、慎重に運転している人が多いのかもしれない。

・合わせて読みたい→ながら運転で相次ぐ事故を受け「道交法改正案」 罰金引き上げ懲役刑も

(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)

【Amazonセール情報】ココからチェック!