メジャーリーグで試合中に選手が号泣、数分間中断 その理由に反響が相次ぐ

メジャーリーグ、アストロズ対カブスの試合中に、ファウルボールが少女に直撃。打球を放った選手が号泣し、試合が数分にわたって中断した。

2019/05/31 12:30

野球
(33ft/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

メジャーリーグ・アストロズ対カブスの試合中に選手が号泣し、数分間ゲームが中断になる出来事が発生。まさかの理由に、ネット上では驚きの声が相次いでいる。


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■打球が少女に当たって号泣

報道によると、試合中に号泣したのはカブスのアルバート・アルモラJR.外野手(25)。4回の打席でファウルボールを放ったのだが、その打球が三塁ダグアウト上方へと飛び、4列目に座っていた少女を直撃したのだ。

少女は周囲に座っていた観客たちが抱き、少女を運んでいったが、この様子を観ていたアルモラJR.選手はその場にひざまずき、大号泣。チームメートや監督らに慰められたたものの、状況が状況なだけに、試合は数分間にわたって中断した。

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■少女の容態は不明

なお、現地メディアの報道によると、少女はその後、病院に搬送。意識はあるものの、容態は不明とのこと。アルモラJR.は2人の息子の父親であり、それも涙に影響したと見られている。

メジャーリーグの球場は、日本のそれと違い、伝統的に防護ネットの範囲が狭いことで知られている。近年は範囲を広げる流れがあるのも事実だが、この日、試合が行なわれていた「ミニッツ・メイド・パーク」の三塁ダグアウトの手前まで。少女にとっても選手にとっても不幸な出来事となった。

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■「優しい選手」「無事であってほしい」