弟子降格騒動が賛否両論の立川志らく 「好き・嫌い」を聞くと熱烈な支持層が
二つ目の弟子を全員前座にした立川志らく。その人気は…
落語家の立川志らくが21日、自身のTwitterで主催する劇団の稽古に見学に来なかったとして、「二つ目」の弟子全員を前座に降格させたことを報告。
二つ目全員、前座に降格させました。夏に真打ち昇進が決まっている志獅丸も。3月に二つ目に昇進したばかりの志ら鈴も。志獅丸は真打ち昇進前日まで。それぞれ期間を決めて前座修業をやり直させます。謹慎より屈辱。でも師匠からドラマをもらったと思えば楽なもの。頼む、馬鹿にならないでくれ。
— 志らく (@shiraku666) May 20, 2019
その措置は賛否両論だが、落語の世界をよく知る人々からは「好きで弟子になったのだから師匠の意向は絶対」と理解を示す人が多いようだ。
また、志らくの師匠である立川談志も弟子に厳しい態度で接していただけに、「師匠談志の教えを踏襲しているのでは」との声もあった。
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■立川志らくは好き?
立川談志の愛弟子で、落語家としてはもちろん、映画監督や劇団の運営などマルチな才能を見せる立川志らく。昨今は『ひるおび!』(TBS系)のコメンテーターとして忌憚なき意見を述べ、一定の評価を得ている様子。
そこで、しらべぇ編集部では全国の20~60代の立川志らくを知っている人1,029名に「好き」かどうか調査を実施。
結果、好きな人の割合は45.6%。5割は下回ったが、それに近い人が志らくを「好き」と考えている。上々の割合と言えるのでは。
■60代は5割超え
立川志らくを好きと答えた人を年代別に見ると傾向が出た。
60代の割合が極めて高く、55.6%と半数を超える結果となった。活躍を長年見守り、師匠・談志のファンも存在している年代は、彼のことを「好き」と考えている。
立川談志は生前、時事問題について鋭いコメントを連発し、ファンが多かった。現在の志らくも似た立場にいるだけに、投影させているのかも。
■好きな人の意見は?
立川志らくが好きと語るNさん(40代・男性)に意見を聞いてみた。
「落語家としての実力はもちろん、芝居にも精を出していて才能があるなと思う。また、誰にも媚びずに思ったことをコメントしている姿勢は素晴らしい。私は、談志師匠のファンでしたが、師匠も晩年はTOKYOMXの番組で批判を恐れず放送コードギリギリのコメントを連発し、視聴者を楽しませていた。
色々と批判されていることも知っていますが、師匠談志同様、雑音を恐れずに自分の道を走ってほしいです」
豊かな才能と誰にも媚びない姿勢。それが立川志らくの魅力であるようだ。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の立川志らくを知っている人1,029名 (有効回答数)