ヒロシが「もうテレビには出ない」と宣言 「死ぬ前に逃げる」の幸福論が話題に
「若い頃の苦労は買ってでもしろ」はウソ? 「どこで苦労するかの見極めが大事」に賛同の声。
YouTuberとして再ブレークを果たしたお笑い芸人のヒロシが8日、昼の情報番組『バゲット』(日本テレビ)に出演。かつて「もうテレビには出ない」と宣言したことを明かし、その胸中を告白した。
■ネタよりも火付けの練習
「ヒロシです」のネタで大ブレークしたヒロシだが、極度の人見知りの性格から、徐々にTV出演の回数が低下。ある時、所属事務所に「もうテレビには出ない」と宣言したという。
長い潜伏期間の後、現在はYouTubeにアップしているソロキャンプ動画が人気のほか、著書『働き方1.9 ~君も好きなことだけして生きていける~』(講談社)も好評。
「小さい時からキャンプが好きで、一人で行き始めたのは4、5年前。みんなで行くとけっこう気をつかうんですけど、一人ならなんの気もつかわなくてもいいので」とソロキャンプを始めたきっかけを話す。
さらに、「どんどんレベルが上がってますね、芸人だったら普通はネタを作るんですけど、最近は火付けの練習とかをしています(笑)」と近況を語った。
■「若い頃の苦労は買ってでもしろ」は嘘
今まさにやりたいことして生きているヒロシの、「お金ではない幸せを手に入れるヒロシ流幸福論」の1つは、ズバリ「苦労しても報われない」ということ。
「『若い頃の苦労は買ってでもしろ』は全くのウソ。僕も若い時にこんこんと言われていたんですけど、なんの役にも立たなかった。やっぱり自分の興味があることで苦労しないと。むやみやたらに苦労するのではなく、どこで苦労するかの見極めが大事」と主張。
また、「逃げるが勝ちは正しい」とも話し、「何でテレビに出なくなったかというと、バラエティ番組に出て、何も喋れなかったんですよ。動物に例えるなら僕は子鹿で、皆さんは熊なんです。熊相手に鹿では戦えないから逃げなくちゃいけない。死んだら人生終わりなんで、死ぬ前に逃げるという選択肢」と、TVに出なくなった理由を明かした。